ディスクナビゲータメニューは、ディレクトリの内容が変更されると、自動的に更新されます。ただし、オプションダイアログで更新される最初のメニューは例外です。
"最近使ったファイル" セクションの内容は、/.kde/share/config/kpanelrc 設定ファイルに保存されます。"最近使ったファイル" セクションを消去したい場合は、KDEからログアウトした後、このファイルからRecentFoldersエントリとRecentFilesエントリを取り除きます。
Kパネル経由でアクセスされていない文書やアプリケーションは、"最近使ったファイル"セクションに追加されません。この制約は、ディスクナビゲータの今後のバージョンからはなくなります。
効率を上げるため、ほとんどのファイルはファイル・マネージャ・ウィンドウに表示されるものと同じアイコンでは表示されません。現在のバージョンでは、対応するアイコンが表示されるのは.kdelnkファイルだけです。その他のファイルには、データ・ファイルと実行可能ファイルを区別する2つのアイコンのどちらかが表示されます。
~/.kdeと$KDEDIRのコピー: シンボリック・リンクを使って、共用/個人用セクション内にファイルシステムのエントリ・ポイントを定義する場合、-rオプションを指定したcpコマンドは、シンボリック・リンクに従うため、KDEディレクトリをコピーするときには注意が必要です。 Linuxの場合は、-dオプションを使えば、この問題を回避できます。ただし、シンボリック・リンクはすべて、対応するKDE URLファイルに変更することをお薦めしています。シンボリック・リンクは、$KDEDIR/share/disknav(共用)および~/.kde/share/disknav(個人用)に保存されます。