Kデスクトップ環境

章 5. 配色

配色ダイアログは 3 つの部分で構成されています:

  1. 配色のプレビュー

  2. 現在のウィジェット色

  3. 用意されている色スキーム

(「ウィジェット」は、プログラマの間で普通に使われる用語で、 ユーザ インタフェース部品、例えばボタン、メニュー、スクロール バーを指す語です。)

5.1. プレビュー

ダイアログのこの部分では、色スキームがサンプルのウィジェットに どのように適用されるのかを表示しています。色スキームは 10 色の色の 組み合せで構成されます。これらの色が適用されるのは以下の部分です:

  1. 非アクティブなタイトルバーの背景

  2. 非アクティブなタイトルバーのテキスト

  3. アクティブなタイトルバーの背景

  4. アクティブなタイトルバーのテキスト

  5. 全般の背景

  6. 全般のテキスト

  7. 選択項目の背景

  8. 選択項目のテキスト

  9. ウィンドウの背景

  10. ウィンドウのテキスト

サンプルのウィジェットに付けられたラベルを見ると、これらの色がどこに 適用されるかを理解するのに役立ちます。

色は 5 個のテキスト色 / 背景色の組に分けられています。そのため、いつでも テキスト色と背景色のコントラストを確認することができます。

確認」または「適用」ボタンを押すと、選択した色スキームが デスクトップ設定に書き込まれます。

注意:確認」または「適用」ボタンを押すと、全てのディスプレイ設定モジュールで行った変更が適用されます。

Qt ツールキットでは、実行中のアプリケーションで使用している色を 変更する際に、特にリストとコンボ ボックスで不具合が生じます。 これらの構成要素は、そのアプリケーションを再起動するまで正しく表示されません。 今後リリースされる Qt では、これらの不具合が修正されることでしょう。