Kデスクトップ環境

1.3. ウィンドウ フォーカス ポリシー

「フォーカスのある」ウィンドウは、キーボードの入力を受け取り、 タイトルバーでアクティブであることを示します (普通灰色以外の色)。 フォーカスを他のウィンドウに切り替えるには、キーボード (Alt+Tab) あるいはマウスで行います。 フォーカス ポリシーはその瞬間に どのウィンドウにフォーカスを与えるかを決定します。フォーカス ポリシーが KDE スタイルにしたがっている場合は、Alt+Tab のキーの 組み合わせでフォーカスを移動する時に、開いているウィンドウの 一覧がグラフィック表示されます。

自動的に前面に」機能は、フォーカスを受け取ったウィンドウを 前面(一番上)に運ぶのに使います。 ミリ秒で指定する「遅延」を スライドつまみで設定すると、フォーカスを受け取ってから指定した時間が 経過するまでマウスがそのウィンドウの内部にとどまっているときに限り 手前に移ります。(「クリック」ポリシーが働いている場合は機能しません。)

クリックして前面に」機能は、ウィンドウを手前に運ぶのに ウィンドウの内部の任意の場所をクリックして行うようにします。 この機能が選択されていない場合は、タイトルバーをクリックしたときだけ、 ウィンドウを手前に表示するようになります。 (「クリック」ポリシーが働いている場合は機能しません。)