以下は、さまざまなメニュー項目の解説です。一般的でなくわかりにくいメニュー項目のみについて説明します。
新規タスク(コマンド-N):新規エントリーを追加します。メインの crontab ウインドウ、および環境変数ウインドウのいずれか手前にある方で使用できます。crontab ウインドウでは新規でフォルトタスクが追加されます。環境変数ウインドウでは新規デフォルト環境変数エントリーが追加されます。
新規デフォルトタスク(コマンド-option-N):この crontab に新規デフォルトタスクを作成します。ダイアログは開かれずに、crontab に新規デフォルトタスクが追加されます。(近いうちに、デフォルトタスクをカスタマイズできる環境設定を追加する予定です。)
ユーザの crontab を開く(コマンド-O):ほかのユーザの crontab を開きます。現在のユーザ以外の名前を入力した場合には認証を要求されます。
システムの crontab を開く:ユーザの crontab(root ユーザを含む)以外に、システムにも crontab(/etc/crontab)が存在します。このメニューコマンドを選択するか、ユーザ“system”を開くことにより、編集が可能になります。システムの crontab を表示するだけなら認証は必要ありませんが、変更内容を保存するときには認証を要求されます。
保存:現在の crontab に変更内容を保存します。crontab をインストールしスケジュールを実行します。
読み込み:crontab ファイルを読み込みます。詳細に関しては読み込み/書き出しをご覧ください。
書き出し:現在の crontab をファイルに書き出します。詳細に関しては読み込み/書き出しをご覧ください。
タスクを編集...(コマンド-M):現在選択されているタスクを‘タスク編集’ダイアログで開きます。
環境変数(コマンド-E):crontab の環境変数を編集するウインドウが開きます(下図参照)。cron デーモンで開始されたジョブは、日頃お使いのログインシェルと同じ環境で実行されるわけではありませんので、crontab にはお好きな環境変数を設定することができます。環境変数ウインドウで環境変数とその値を入力してください。
今すぐ実行(コマンド-option-R):選択したタスクをただちに実行します。コマンドはシェル(tcsh)で実行され、出力はウインドウに表示されます。詳細に関しては一般的な使い方/“今すぐ実行”コマンドをご覧ください。
プログラムを挿入(コマンド-I):選択したプログラムやスクリプトを crontab の新たな行に追加します。その際、直前に“/usr/bin/open”が追加されます。プログラムやスクリプトを CronniX にドラッグ&ドロップしても同様の結果になります。詳細に関しては一般的な使い方/ドラッグ&ドロップをご覧ください。
CronniX ヘルプ:今ご覧いただいている、これです。
アップデートを確認:インターネットに接続されていれば、CronniX の新しいバージョンが入手可能かどうか確認することができます。お使いのマシンから何らかのデータが送信されることはありません。CronniX のホームページから‘version.xml’を入手し、お使いの CronniX のバージョンと比較するだけです。アップデートが入手可能ならば、変更点を記したシートを表示し、お使いのデフォルトブラウザで CronniX のホームページに接続するかどうかを尋ねます。