CronniX 3.0 リリースノート
2004/10/10
バージョン 3.0 は下記の変更を施したメジャーアップデートです。
3.0b3
- system の crontb のユーザ欄が無視されるというバグを修正
- コマンド欄中に‘=’があるとタスクが環境変数に読み込まれてしまうというバグを修正
- 削除後も情報テキスト欄が更新されないというバグを修正
3.0b2
- 英語バージョンでのコラムのサイズ変更を修正
- 日本語ローカリゼーションを更新(訳:Yuzuru Shiraiwa)
- フランス語ローカリゼーションを更新(Michael Ghez、Claude Tamone、Damien Bobillot の各氏に感謝。Damien の翻訳が最新でしたので、結局これを採用しました。各自別個に CronniX の翻訳を進めてしまう事態を避けるためにも、まだリリースされていない最新の言語リソースが存在するかどうかを、必ず私に確認してください。これまでにも数点の翻訳から私がいずれかを選ばなければならなかったケースが何度かありましたし、それに CronniX が翻訳されているほとんどの言語に関して、私が公平を期すことは難しいのです。)
- その他すべてのローカリゼーションを追加
3.0b1
- 新たな crontab 解析方法:不明/解析不能な内容を保護
- タスクや環境変数のドラッグ&ドロップ(CronniX と対象アプリケーションとの間で)
CronniX ヘルプ
CronniX のドキュメンテーションはアプリケーションのヘルプメニューから、または CronniX の Web サイトでご覧いただけます:
CronniX ヘルプ Web 版(英語)
既知の問題
- 大きな crontab:CronniX が非常に大きな(141 行、13KB)crontab の保存に失敗するケースが報告されています。原因はわかっていますが、修正には時間がかかりそうです。とりあえず、可能であれば、例えば 0 分、5 分、10 分…と 12 件のエントリーを作成する代わりに‘*/5’とするなど、エントリーをグループ化してください(問題の crontab にあったケースです)。crontab のサイズを 8,192 バイト(80-90 行程度)以下に収めれば、CronniX での読み書きが可能になります。ご不便をおかけして申し訳ありません。(コマンドライン上で crontab を保存/表示/削除する方法については FAQ をご覧ください。)
- ほかのユーザの crontab を開いたとき、“今すぐ実行”コマンドをそのユーザの権限で実行することはできません。常に現在のユーザの権限で実行されることになります。したがって、システム crontab のメンテナンスタスクを一般ユーザ(管理者ユーザを含む)の権限で実行しても、何も実行されません(害を及ぼすことすらありません)。
開発支援
CronniX は現在、そして今後ともフリーです。しかし、今後の開発を支援するため、寄付(クレジットカードまたは PayPal 経由)をいただけると幸いです。詳細に関しては
http://www.abstracture.de/cronnix/donate.html
をご覧ください。
ローカリゼーション
CronniX をあなたの母国語にローカライズしたいのなら、ローカリゼーションのセクションをお読みください。
今後の展望/次期バージョン
将来のリリースでは以下のような改変を予定しています:
- 環境設定
- “今すぐ実行”の改良(sudo でほかのユーザになる、エラーレポートの改善)
- crontab をインストールする前に正常かどうか確認する
- ユーザからの提案に応える
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